家族会「高次脳機能障害友の会・いばらき」

家族会「高次脳機能障害友の会・いばらき」について


 高次脳機能障害者と家族の会「高次脳機能障害友の
会いばらき」は、平成16年6月に発足し活動してい
ます。交通事故や脳血管障害、脳腫瘍、低酸素脳症、
転倒事故などにより脳を損傷し、その後遺症として高
次脳機能障害を発症した本人とその家族が交流する会
です。

 高次脳機能障害は、救命救急医療の進歩に伴って生
まれた新しい障害であるため、回復へ向けたリハビリ
や福祉サービスを殆どの人が受けられない現状で、社
会的な認知も広がっていません。従って学校や職場へ
の復帰、社会参加にも支障が多くあります。

 この会は、同じ経験や悩みを持つ家族が、医療関係者、福祉関係者とも連携し、互いに学び障害と向き合い、日々の生活を明るく送りたいとの願いを持って活動しています。

目指すもの

1.家族や本人が日々の暮らしの中で活用できる知識や技術の普及のための
  勉強会や講習会の開催

2.リハビリや生活支援・就労支援の際に、キーパーソンとなる家族への
  支援を行う一貫した支援システムの確立

3.会員相互間ならびに医療、福祉の関係者との交流によって情報を交換
  し、共有することによって支え合うネットワークの形成

4.高次脳機能障害者について、地域社会に認知・理解してもらうための
  活動を行う啓発活動